専務理事方針

専務理事 栁瀬 芳仁


専務理事 栁瀬 芳仁

大垣青年会議所は、1952年の設立以来、72年間に渡って歴史を紡ぎ、今年度で73年目を迎えます。社会情勢が変化する中でも、諸先輩方は、撓まざる決意と逞しき情熱をもって時世の課題に向き合ってこられました。 私たちは、いつも諸先輩方が築き上げた組織基盤によって、明るい豊かな社会を実現する好機を与えられています。 そして、この組織基盤を活用するには、公正かつ円滑な組織運営(対内的なチームワーク)と、緊密かつ円満な相互関(対外的なネットワーク)が重要になります。

公正かつ円滑な組織運営とは、従来の規律や制度によって護ってきた「公正」を蔑ろにせず、新しい技術や手法によって「円滑」に組織運営を行うことだと考えます。 現在の組織運営は、会員数の減少等で年々厳しさを増しており、否応なしに効率化が求められています。しかしながら、効率化を偏重し、規律や制度の意義を没却すれば、これまで培われてきた組織基盤を活用することはできません。 私たちは、以前にも増してバランスに配慮した組織運営を行う必要があります。

緊密かつ円満な相互関係とは、大垣青年会議所の持つ独自のネットワークを最大限に活かして、他団体と密接に連携し、互いに友情を育む関係だと考えます。 今年度は、社團法人花蓮國際青年商會との姉妹締結55周年の活動や、岐阜ブロック協議会の主管LOMとしての担いなど、志を同じくする仲間と繋がる機会が多く用意されています。 絶好の成長の機会を無駄にしてはいけません。一人でも多くのメンバーが自発的に交流できるようにフォローしていく必要があります。

そして、このような組織運営と相互関係を実現するために最も大切な要素こそ、メンバー全員が己を信じ、他者を信じ、地域を信じることにあると考えています。 私は、今年度、専務理事という会務運営の立場から、組織運営と相互関係のマネジメントを通じて、大垣青年会議所のメンバー全員が手を携えて明るい未来の創造に向けて邁進できるように力の限りを尽くす所存です。

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