常任理事室長方針

常任理事室長 澤頭典男


常任理事室長 澤頭典男

今年から2020年代のスタートという区切りとなる時代を迎えました。大垣青年会議所は2010年代運動指針「『地球的価値の田園都市構想』~西美濃の心がひとつになる瞬間へ~」のもと活動してきましたが、その間に世の中ではグローバル化の拡大や情報技術革新が進み、人々の価値観に多様性をもたらし、その変化は更に大きなものになっています。しかし、69年目を迎える大垣青年会議所は設立以来一貫して「明るい豊かな社会の実現」のために運動し、その思いは普遍的です。

地方創生が叫ばれ久しいですが、未だに一部の都市に人口が集中し、地方は衰退の一途を辿るばかりです。これは物質的に豊かなになった社会において、経済的豊かさを基盤としたまちづくりの限界を意味しているのかもしれません。多様性や独自性が求められる時代において、人は経済的に豊かなまちに集まるのではなく、社会的に豊かなまちに集まり、その結果、豊かな経済を形成するはずです。更に、少子化は国や地域づくりの根幹を揺るがす問題であり、この解決がない限り社会的に豊かなまちにはなり得ません。今一度、この西美濃がより豊かで魅力あるまちになるために何をすべきか真剣に考えなければいけません。

また、住民が誇れる西美濃となるためには地域の枠を超えた本当の意味で連携した地域行政と主体者意識を持った住民を巻き込み、我々がその道標となり共に手を取り合い活動する必要があります。魅力あるまちを作ることはそこに住む子どもたちの心を豊かにし、地域愛を醸成し、更なる魅力の創出や発信源となり永続的なまちの発展に繋げることができ、それこそが今の時代に求められるまちづくりだと考えます。

最後に、いつの時代も大垣青年会議所にこそ求められるものがあり、だからこそ68年間存続しているはずです。脈々と受け継いでこられた先輩諸兄の思いを次世代に繋ぎ続けるために誰よりも地域を思う組織の一員として運動に取り組んでいきます。

常任理事室長 藤原新也


常任理事室長 藤原新也

大垣青年会議所が設立され69年目を迎えました。私たちは、修練、奉仕、友情という三信条に基づき活動し「明るい豊かな社会の実現」に向け日々運動を展開しています。

その目的達成のためには地域のリーダーの発掘、育成は必要不可欠となり、地域の青年世代のリーダーとして、私たちは次世代のリーダーを育てる役割を担っています。そして、新たな時代へと地域、社会がより発展していくためには、性別や年齢、職種などにこだわらず、さまざまな人財が青年会議所の会員となることで、組織に新しい風が吹き、多様性のある力強い組織へと進化します。その基盤として青年たちの共感を募り、多くの皆様に賛同して頂かなければなりません。そのためには、未来志向の会員を創出すると共に、高度に活用できる高い専門性をもった人財を育成していきます。私たちの活動、運動は立ち止まることはできず、絶えず前進をしていかなければなりません。更に地域社会に必要とされる青年会議所となっていくことが必要不可欠と考え、まずは基本に立ち返り、仲間と共に修練を積み、奉仕を行う中で更なる友情を育んでいくことで、地域のリーダーの集合体となります。仲間と事業を展開していく中で、仲間と共に支え合い、助け合いながらさまざまな気づきを得て苦難を乗り越えた先には、それ以上に喜びや達成感を味わう機会も多くあり、その経験は更に大垣青年会議所を強固な一枚岩へとしてくれます。

子どもや青年たちが西美濃地域のまちに愛着や誇りを持ち、新しい時代に必要な能力を身につけ、未来に夢や希望を描けるような機会を提供し、次世代の担い手を育てられる運動を行わなければなりません。

2020年度会員一丸となり、一人ひとりが夢や希望の溢れる光輝く未来を描き、西美濃地域のために更に魅力ある組織として飛躍できるよう、かけがえのない仲間と共に未来への道を拓き新たな時代に向けてより一層邁進してまいります。

常任理事室長 髙田晃裕


常任理事室長 髙田晃裕

「令和」へと時代が移りゆく中で、大垣青年会議所も69年目を迎え、新たな時代へと進もうとしています。では、新たな時代を歩んでいく中で、成長する組織であり続けるために何が必要なのでしょうか。私たちは、先輩諸兄が育み、引き継いできて頂いた伝統があるからこそ、今、この西美濃地域だけでなく、多くの関わりの中で活動できています。この意味を今一度考えると共に、一人ひとりが資質向上に努め、社会に尽くすリーダーの集団になることで今後も成長し続ける組織になれると考えます。

本年度、「第61回岐阜ブロック大会2020」を主管します。岐阜ブロック協議会や各地青年会議所と連携を図り、多くの方に岐阜の魅力を感じて頂けるようにサポートしてまいります。また、今年度も多くの出向者を送り出す中で、各団体への出向者の活動を支援すると共に、姉妹締結50周年を迎えた花蓮JC、そして我々が活動する西美濃地域とより良いネットワークを築き、交流を図る中で、会員一人ひとりの刺激を生み、個の成長から組織の成長へと繋げていきます。

会員の資質向上を目指す上で、経験のある会員が卒業し、若い会員が理事や出向を受ける現状がある中、今一度大垣青年会議所の定款やルールについての認識を深め、また見直すべき資料については精査を行うことも必要であると考えます。会の運営を担う中で、理事会や各事業が円滑に進んでいくためにも、より効果的な広報活動や、運営を各委員会と協力して行ってまいります。

結びとなりますが、「令和」という言葉には、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。本年度藤塚理事長が掲げる「微粒結集~共に手を携え社会に尽くすリーダーの集団であれ~」のスローガンのもと、我々会員一人ひとりが力を合わせることで、この西美濃に新たな文化が生まれ育つよう、常任理事としての覚悟と責任を持って1年間活動してまいります。

公益社団法人大垣青年会議所

〒503-0856
岐阜県大垣市新田町1-2

TEL:0584-47-8275

Copyright © Junior Chamber International Ogaki. 
All Rights Reserved.
ページトップ